ひょうご出会いサポートセンター お見合い 姫路編A

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 相手が遅れてきてもいいように、暇つぶしの道具をたたいていたら、女性も数分前にやってきた。
 お顔を見てみると、写真よりきれいに見える方だった。
 (意外と少ない…)
 センターの方が例のように紹介を始める。


 「こちらは○○さんで、あちらは○○さんで」
 「住所や電話番号を教えないでください。」
 「返事はいついつまでにお願いします。」
 「この後は、時間が足りなければ二人でどっか行ってもいいですよ。」
 とか、何回も聞いていると、なんとかならんものかなぁ。と思います。

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 プロフィールカードに沿って、いろいろ質問しようとするんやけど、なんかあんまり質問が思いつかなかった。
 でも、全くあわてない。
 いつもどおり。
 数多くの婚活体験でもう鉄の心臓が身についているのか、
 「なにか、しゃべらなきゃ!」
 という気持ちにならない。
 でも、なんかしゃべらなあかんので、
 「どっから来たんですが?」
 ととりあえず口を開く
 「姫路です。」
 (知ってますけど…)
 「近いんですか。」
 「○分ぐらいです。遠いんですか?」
 「まぁ、1時間くらい。」
 会話が途切れる。プロフィールカード見る。
 「えぇと、カード見てるけど、趣味旅行ないのん女性やのに珍しいなぁ。」


 「旅行好きなんですか?あっ、書いてますね。好きなんですか?」
 「まぁ、好きかなぁ。」
 「最近どこ行きました?」
 「城崎温泉と玄武岩のげんさんのとこいった。あと、淡路島かぁ。」
 「海外はないんですか。」
 「むかーし韓国」
 「韓国いいですよね。」
 「他はあるんですか。」
 「サイパンだけ。仕事の関係と怖い思いをしたから海外はやめてん。」
 って、なんか毎回同じように録音テープのように話している。
続く.

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